伝統と進化を両輪に
Tradition and evolution
前回のコラムで夏の信州の暑さについてお話しましたが、今年は6月が例年になく暑く、月末には関東甲信越などで早々と梅雨明け宣言が出てしまいました。梅雨明けはその後7月下旬に訂正されましたが、過去の経験が当てはまらない異常気象と言うことでしょう。暑いとお味噌の色がどんどん濃くなります。これには、発
コロナの感染者数が急増する中で、人出は確実に増えているようです。松本市内でも県外ナンバーの車が増えてきた感じがしますし、ホテルの稼働率もコロナ前には及びませんが、回復してきていると聞いています。23日の土曜日、お昼頃に車で街中に出かけた際にも、松本城とその周辺を歩く観光客が目立ちまし
つい先日、スタッドレスタイヤを夏タイヤに交換したと思っていたらいつの間にか梅雨入りが話題になる季節になってまいりました。こちらの信州ではあざやかな新緑、ツツジの艶やかな色彩が目を惹く季節でもあり、まさに初夏たけなわと言えるでしょう。初夏と言えば一般的には「目に青葉、山ホトトギス、初鰹
5月のコラムで味噌の値上げの話題を取り上げましたが、帝国データバンクの調査によると、主要企業105社で本年に入ってからの食品の値上げは、予定も含めて11000件近くに上るそうです。背景にある原料や資材の価格上昇は続いており、最終製品の値上げの動きは更に広がる可能性があります。景気拡大が不確か
こんにちは。商品開発担当Kです。5月信州松本盆地は竹の子の季節です。近所のご老人夫婦から、「竹の子が手に負えず困っている」との連絡があって、お手伝いに伺ってきました。お伺いしてみればお隣の蕎麦畑や庭の中までたくさんの竹の子が..
弊社は4月末決算で、5月から新しい期を迎えますので、それに合わせて毎年この時期に経営計画を見直します。しかし、今年は原料や資材の値上がりが続き、先行きが読めません。昨年10月の本コラムで国際的な穀物市況の高騰による値上げの可能性に触れましたが、その後もウクライナ情勢が穀物市況の高騰に拍車をかけ、円安
4月に入って20℃を超える日が数日続いたと思ったら、自宅や会社周辺の桜の盛りはあっという間に過ぎてしまいましたが、毎年この時期になると思い出す光景があります。会社が現在の山形村に移転して6年になりますが、以前は松本駅から徒歩で15分ほどの町中にあり、幅10m程の道路を挟んで田川小学校という小
コロナ禍で外食から家庭内での食事へのシフトが進んでいます。コロナ禍が広がった当初は、家庭での調理が増えて量販店での味噌の販売量も増加したのですが、その後は「料理疲れ」と言われるように料理の手間が敬遠され、味噌の売れ行きも落ち込みました。コロナ禍2年目からは、代わって大手食品メーカーを中心に家
今月から上高地みそのホームぺージを全面的にリニューアルしました。新しいホームページは、食品業界の方に上高地みその歴史や製品開発の体制、考え方などを紹介して、一緒にオーダーメードの味噌加工品を開発しませんかと呼びかけることを主眼としたものです。もちろん、上高地みその製品をお買い求めいただくショ
明けましておめでとうございます。本年も上高地みそをよろしくお願い致します。新年初回ということで、何かそれに相応しい話題をと考えた結果、時期的には合うのですが、あまりおめでたくない内容の「おみくじ」の話題を取り上げました。私はおみくじにそれほどこだわる方ではありませんが、数年前に子