社長ブログ

鍋みそのちょい足しメニュー

一雨毎に秋めいていく時期は、お鍋料理のシーズンの始まりです。上高地みそでも「豚肉で白菜鍋」や」「信州リンゴ入り白菜鍋甘口」「牛鍋の素」の3種類の味噌鍋用みそを販売しています。

最もロングラン商品である「豚肉で白菜鍋」は1990年代の発売で、最初は地元の大手企業の生協購買で扱って頂き、パートの女性に好評でその口コミで広がった商品です。

その姉妹品の「信州リンゴ入り白菜鍋甘口」は、2010年代半ばに信州らしさをアピール出来る商品として開発販売したもので、お子様を含めてご家族皆で食べられる商品となっています。

一番新しいのは2020年発売の「牛鍋の素」で、明治初期の文明開化の時代、すき焼きのルーツはみそ味だった事をヒントに開発したものです。
鍋料理は秋冬がメインで春夏は販売休止となりますが、春夏でも使えるよう、鍋料理以外のいろいろな用途を考えています。お客様からのご意見で「豚肉で白菜鍋」は味噌ラーメンのつゆとして使える事がわかりました。3品の中で最も応用が効くのが、マイルドな味の「信州産リンゴ入り白菜鍋甘口」です。以前、あるお客様のPB商品の形で若干味を調整して「肉野菜炒めのたれ」として販売したことがあります。その際にいろいろな「ちょい足しメニュー」も考案したのですが、その中でおすすめの利用方法をご紹介します。

① 食パンにスライスチーズを乗せ、このお味噌を塗ってトーストすると和製ピザが出来上がります。
② 市販の粉末ポタージュスープに一垂らし入れるとコクが増します。
③ マヨネーズと半々で混ぜると野菜によく合う美味しいディップみそになります。余ったら水で溶くとサラダ用のみそ味ドレッシングになります。

 いずれも美味しく召し上がれますが、白菜や豚肉、鶏肉などを具材とした味噌鍋として最も美味しく召し上がれるように調合してありますので、他の利用方法は「○○でも美味しく使えます」という“でも”のご提案です。それでも、お客様から意外な食べ方を教えて頂くと、その時のお客様の得意そうな弾んだお声から、こうした小さな発見が食を楽しくしているんだなと嬉しくなります。ご家庭で使いかけが出た場合(1袋4人分の設定で1~2人で使用した場合など)、是非お試し下さい。

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