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鍋のシーズン

つい先日、スタッドレスタイヤを夏タイヤに交換したと思っていたらいつの間にか梅雨入りが話題になる季節になってまいりました。

こちらの信州ではあざやかな新緑、ツツジの艶やかな色彩が目を惹く季節でもあり、まさに初夏たけなわと言えるでしょう。

初夏と言えば一般的には「目に青葉、山ホトトギス、初鰹」とうたわれるように初鰹や新筍、新タマネギなど思い起こされると思います。

ところが食品業界の営業の立場から見ると、「鍋のシーズン」到来!と言った感覚になります。食品メーカーの営業さんが我慢大会マニア揃い!と言うわけではなく、6月から8月にかけてが鍋物を中心とした秋冬商品の売り込みが本格化してくる時期なのです。

弊社も「豚肉で白菜なべ」を筆頭に鍋用商品を取り揃えておりますので商品の売り込みに頑張る時期なわけです。

皆さんおなじみのスーパーの鍋物売り場の品揃えが決まってくるのがこのタイミングです。各メーカーの営業さんがバイヤーの前で今シーズンの新商品、イチオシ商品の提案を試食を交えて行います。当然スーパーの窓口になる問屋さんにも事前に試食しての提案を行います。大手問屋さんだとバイヤーを招いて会議室で全メーカーの担当者が今期の鍋物の大試食会を行ったりします。7月の猛暑の中で何十台ものコンロで一斉に鍋を調理する様はまさに我慢大会です(笑)。

また、これらの問屋(商社)さんや、商工会、その他の団体主催の展示会もこの時期に多く開催され、来場者の皆さんに鍋商品の試食提案を行います。そのためのレシピの確認や準備、片付けなどで連日提案用に作った鍋を食べることになります。本来の寒い時期にも当然、鍋料理を食べますが回数だけで言うと6~8月の時期の方が圧倒的に多く食べており、私にとってはまさしく「鍋のシーズン」なのです。

ところがここ2年ほどは新型コロナ蔓延のため残念ながら試食NG、商談会、展示会中止となってしまっておりました。

今年は昨年末からのオミクロンの感染増加も若干の落ち着きを見せ久しぶりに鍋のシーズンなってくれそうです。前述の「豚肉で白菜なべ」以外にも信州の特産物を活かした「信州産リンゴ入り白菜なべ甘口」、文明開化の頃から流行った「牛鍋」の味をイメージした

みそ味の「牛鍋の素」などの商品も来季も継続して販売致します。どれをとっても素材の旨みがスープに染み出して絶品のお鍋が味わえる商品です。弊社販売サイトで9月から取り扱いを開始しますので是非ともお試し頂けたらと思います。

※「牛鍋の素」は通年のお取り扱いです。

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