こんにちは。
開発担当Kです。
さて、今回は
「ほおば巻き」をご紹介しようと思います。
「ほおば巻き」とは、
餡餅を朴葉(ほおば)で包んだものです。
柔らかい朴葉の手に入る
この時期だけのお菓子です。
長野県の、特に木曽地方で食べられます。
朴葉といえば
飛騨の「朴葉味噌(ほおばみそ)」が有名ですが、
餅を包むのは木曽地域だけではないでしょうか?
私も木曽に観光に出かけた時に知って、
朴葉が手に入ることから
我が家でも作るようになりました。
朴(ほお)の木です。
かなり大きくなります。
庭木でも見られるのは田舎ならではですね。
きれいな朴葉を集めて、、、
何とも言えない甘い匂いがします。
餅を葉っぱにどんどん包みます。
蒸し器で蒸して
朴葉の若葉の香りと共にいただきます。
端午の節句(月遅れの)の行事食にもなっているとのことで、
柏餅の代用との話もあります。
残念ながら松本盆地ではあまり見ませんが、
木曽地域では5~7月にお菓子屋さんや土産物店で販売しています。
お越しの方はぜひ食べてみてください。